KOST一族は19世紀中頃から動物の角や骨、木材などの天然素材を使った櫛(コーム)を製造していましたが、
時代の変化と共に櫛やブラシも安価な大量生産のプラスチック製品の生産が主流となり、一度は廃業に追い込まれました。
しかし、1987年、クリスティン・コストにより再び『KOSTKAMM』として天然素材にこだわったKAMM(櫛)の生産を始めました。
天然素材の櫛やブラシはプラスチック素材と違い髪に静電気を帯びず、頭皮に優しいということから評価が広まり、
現在ではドイツのオーガニック製品を扱うお店や健康食品などに置かれると共に
美容のスペシャリスト達にも広く愛用されています。
現在はドイツ南部の小さな街、ヴィンデルスバッハにて息子である、
マーティン・コストにより受け継がれ、今もなお家族で生産を続けています。